2007年11月3日土曜日

ラジコンヘリ 振動対策の基本

ラジコンヘリの振動対策の基本は、エンジンのセンターと良く言われますが、これを一般的に完全に出すことは不可能に近いことです。それは、ネジやシャフト、穴などには必ず曲がりや偏芯があり、取り付けの状況によりそれらが災いとなり振動などが出てしまいます。ヘリの振動の中で一番やっかいなのが、このエンジン周辺による振動です。エンジンは1万数千回転にも及ぶ高回転で回るため、ちょっとしたバランスの狂いで致命的な振動を出すことがあります。特にエンジン部での振動の発生は、他の箇所と違い高周波な為目に見えないことが多くあります。

また、エンジン周辺なのでエンジン部に出るかと思いきや、どういう訳か経験からテール部にその波及が起こることが多いようです。飛行を続けていると、テールグリップのブレード取り付け穴やテールローターの穴が長穴になり、ついにはブレードが飛んでします。こんな時、エンジン部の振動による原因が関係している場合が多々あるようです。また、テールヨークのシャフトが振動もなさそうなのに折れたなど、これもまた、このエンジン部の高周波による振動のケースが多いようです。テールPCプレートのトラブルやベアリングが渋くなってしまった等も疑った方が良いかも知れません。この辺はとても高周波の振動で、それも比較的ずれの少ない場合の目に見えない振動の時が多いようです。

対処法としては、一般的にエンジンのクランクシャフトを回した場合、クラッチの先端部をダイヤルゲージで計測して0.05mm以内で1回転すれば大丈夫だと言われております。これを超えると、確かに長い間のフライトにはいろいろと問題が出てくる場合が多いようです。クラッチの取り付け方やフライホイールの取り付け方法により、センターの出しやすさは違ってしまうようですが、最終的に高耐久性のヘリを作りたい場合はやはりダイヤルゲージを購入するしか無いようです。ヒロボーのスカディなどは、シャフトがクラッチよりのびていて長くなりますので、少しの振れでも大きく影響を及ぼすようです。このような場合は、計測及び調整が不可欠です。

ダイヤルゲージとは、下記の様な計測器具です。ミツトヨなどの計測機器メーカーにて販売され、工具店等にて購入することができます。1個1万円程度でしょう。エンジンをしっかりと固定し、プラグをはずし軽くエンジンが回る状態でクラッチの側面にダイヤルゲージを当て、エンジンをゆっくり1回転させます。この際ゲージの針が0.05mm以内であればOKでしょう。

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