2008年1月16日水曜日

ラジコンヘリ&ラジコン飛行機 PCM受信機が安心!

ラジコンヘリ、ラジコン飛行機にはPCM受信機が安心・確実です。受信機は電動の場合、高周波スピコンやモーターからのノイズが出るのでFMでは信頼性が不安だということで、540クラス以上では多くの方がPCM受信機を使っています。最近は「高周波スピコンを使う時は必ずモーターにノイズ対策を施しましょう」という習慣が徹底してきたせいか、「FMでも大丈夫だよ」という声も多く聞きます。

世の中色々で、28セルのスタント機やF5B27セルでFM受信機の方もいらっしゃるし、400でもPCMという方もいらっしゃるし、様々といったところです。400クラス以下ではFM受信器の中でも特に軽量な物を使われている方が多いでしょう。

これから始める方、久しぶりに復活の方、において希望のセットがない場合は、割高になる「バラ買い」になりますが、希望の「送受信機セット」が存在すれば少し助かります。「送受信機セット」には受信機用バッテリや送受信機兼用のウォールチャージャーは付属して来ないこともあります。しかし、7~10(12)セルクラスの飛行機では多くの場合スピコンのBECから受信器電源を供給できるので、受信機用バッテリとその充電器は不要になります。

ウォールチャージャーが無い場合、「送信機を充電池仕様にしたときに何を使って充電するか」という問題があります。これの解決は簡単で、「動力用バッテリの充電器」があるのですから送信機の「8セル」は充電できるわけです。送信機の充電端子はパーツ屋にいけば数十円で売っていますし、メーカー純正の端子付ケーブルも数百円です。

電動の小型機をやる以上マイクロサーボは必要だと思います。電動では動力用バッテリが重いので、その分を他の部分で軽くする必要があるからです。ちなみに通常のサーボは50g近くの重量があります。マイクロサーボは20g以下ですので3サーボの場合、その差は100gほどになり、小型の電動スポーツ機では標準サーボは重くてとても使う気にはならないのが普通です。

普通のプロポセットでマイクロサーボがセットされていないものだと、事実上サーボが使えず困ったりします。お店によってはマイクロサーボをセットして売ってくれるところもあるので相談なさってみて下さい。この辺が通常の7セル540の電動飛行機で無難に使われているところだと思います。関連してJRの9gのデジタルサーボの適用範囲も興味深いところです。

2008年1月2日水曜日

電動ラジコン飛行機 ギアダウンユニットの使用

電動ラジコン飛行機へのギヤダウンユニットの使用により、あらゆるサイズのプロペラに対応でき、また細かい負荷設定ができますので、スローフライトから高速飛行まで、用途に応じて快適に使用することができます。リチウムポリマー・バッテリー( LiPo )は、小型・軽量・大容量、という特徴から電動飛行機用として注目されているバッテリーですが、バッテリーの状態や御使用の状況によっては充電中あるいは使用中に発火、爆発の可能性がある等、取扱が難しいという点があります。

よって、このバッテリーを使用するには多くの知識と経験が必要となりますので、このような知識や経験、技術が身についてから御自身の責任において導入すべきものだと思います。400クラスに使用するには、現時点では少なくとも12A程度の電流を流す能力が必要となりますが、 LiPo の種類によって流せる電流の限界がありますので、使用するモーターユニットの消費電流をカバーできる性能を有した LiPo のなかから選択する必要があります。

使用可能電流値の限界を超えて使用しますと LiPo の性能が極端に低下したり以後使用できなくなりますので注意が必要です。また気温が20度C以下になるとLi-Poの性能は低下してきますので気温が低い季節にはバッテリーを温めて使用する等の工夫も必要となってきます。現在ラジコン用として販売されている LiPo(リチウムポリマー)バッテリーは、正式には リチウムイオンポリマー バッテリー で 基本的にはリチウムイオン用充電器で充電ができます。

充電に際しましては、セル数(直列接続されたバッテリーのセル数)1セルあたりの電圧設定(VK, E-Tec, コカム は 3.7v/セル), 充電電流(1C以下)を間違えないよう十分確認を行って下さい。一般的には、見過ごされがちですが、パワーとフライト時間さらに信頼性にかかわる重要なアイテムで、RCカーのレースではコネクタの制限があるくらいです。汎用のコネクタはロスが大きいばかりでなく、長期の使用によって接触不良等を起こすことがありますので、もしニッカド・パックに汎用のコネクタが付属していた場合は、コネクタの交換をお薦めします。