2007年9月12日水曜日

ラジコン空物への入門

最初のラジコン飛行機は、高翼のトレーナー機や、のんびりフライトができるハンドランチグライダーなどがいいと思います。サーマルは地上付近では小さく、上空に行くに従って大きくなる傾向がありますが、その特性を知るとサーマルハンティングにはとても役に立ちます。まず、はじめに機体をサーマルに乗せるためには、サーマルを探す必要がありますが、それには初期高度を取ることがとても重要になってきます。はじめに何らかの手段で初期高度を高く取ることは、サーマルを見つけるために移動する際の時間を多く取ることもできますし、はじめに見つけたサーマルへ高い位置で乗ることにより、より大きなサーマルの条件を得ることができます。

地上付近ではなかなか上昇できない場合でも、同じサーマルで高度が10メートル高かっただけで楽に上昇することができるようになったりします。機体を風に向かってできるだけ高い位置に上昇させ、風に向かって斜めに機体を前進させます。サーマルの感じ方はとても表現にすることは難しいのですが、「ふわふわ」と機体がするとでも言いましょうか。何度かサーマルに当たって感じることにより、その感触を味わえることができるでしょう。サーマルに当たると、機体が自然に上昇したり、スピードが上がったり、操縦が難しくなったりと言った状況が起こります。

サーマルに当たらない場合は、また向きを90度変えて反対側に斜めに飛行させましょう。何度か同じ事を繰り返すと、サーマルに当たらなければ機体は高度を下げてしまいます。ある程度機体の高度が低くなったら、飛行場に帰ってきて、着陸態勢に入りましょう。ある程度上記を繰り返すことにより、必ずサーマルに当たっている場合が出てきます。それが感じられるか感じられないかは、経験を積んで行くしかありません。サーマルを見つける上で重要なことは、一度飛んで感じない空域をまた飛んでもサーマルは無いと言うことです。

ほとんどの場合風とほぼ同じスピードでサーマルは流れると考えて良いと思いますが、飛行場上空を四角形で飛行しても、前側で飛んだ空域を四角く回って後ろ側でまた飛んでしまうと、そこにはサーマルは無いと言うことです。はじめはジグザクで風に向かって、同じ空気を飛ばずに多くの空域を飛ばすことがサーマルをできるだけ少ない飛行で見つけるには重要です。

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