2007年9月18日火曜日

模型用グローエンジン

グローエンジンを搭載したラジコン飛行機のサウンドは、ラジコンフライヤーにはたまらなく心地よいものです。実機のような感覚で、スケール機に搭載すれば雰囲気満点。電動が全盛の現在でも、オールドファンを中心に、根強い愛好者がいます。燃料は、まず容器を開封したことによって、揮発性の高いメタノールやニトロメタンの 気化が進みます。また外気(空気や湿気)の進入や接触は、空気中の酸素や湿度によって燃料の成分を劣化させる原因となります。

これらの理由から、開封 後の燃料を長期間に渡って使用し続けた場合、本来の燃料特性の低下やエンジンの錆などのトラブルにつながる恐れがあります。また、ごみの混入などもトラブルにつながりますので開封後は細心の注意をするよう心がけましょう。一番の違いとして、エンジンに対する防錆効果や清浄効果など、メンテナンス性が格段に向上した点になります。

また、各RCジャンルの特性を最大限に引き出すために専用設計になった点や、誰にでも扱いやすく信頼できる燃料を商品コンセプトとしている点です。基本として、夏場はニードルを閉める傾向、冬場はニードルを開ける傾向などのように環境の変化に対してニードルが変化することが前提になり、湿度や気圧などの変化も少なからずその要素となりえます。

日々ニードルは変わると言っても決して言い過ぎではありません。日本のように四季がある国では、その条件も特別であることを理解する必要があります。しかし、興味関心の無い一般の人にとっては、このエンジンサウンドはただのノイズとなります。安全面の配慮とともに、充分注意すべきポイントです。

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