2007年9月27日木曜日

ラジコン ニッカドの電流値

単純に計算しますと、500ARと600AEはそれぞれ 500mAh, 600mAHですから、500AR:500×3=1,500mA=1.5A(アンペア)、600AE:600×3=1,800mA=1.8A(アンペア)ということになりますが、実際には内部抵抗の少ない500ARの方が充電電流を大きく設定できるという傾向があります。よって500ARの1.5Aというのは余裕のある数値と見ることができますが、600AEの場合はかなり調子の良いニッカド・パックで1.8Aが限界で、あまり調子の良くないパック(長期間使用していなかったものです。

パワーが出なかったり、モーターラン時間が他のパックより短いもの等)はこれより少ない電流値(1.0~1.2A程度)に設定した方が無難です。いずれにしても個々の充電器の性能や特性には違いがありますので、使用する充電器のメーカーの取説記載のデータを基準に電流値の設定を行って下さい。こうしておけば、ギアチャンネルで常時完全にオフに設定する事も出来るし、常時オンにしておいても、スロットルがあるレベル以下ではオフになります。

着陸時などスロットルを絞ると自動的にオフになります。スタントモードではいつもオンになり、ホールド時は自動的に切れますので、ほとんどガバナーを使っていると意識する必要はありません。燃料と空気はキャブレタでブレンドされて混合気となります。この混合気が燃焼室で爆発してピストンを動かします。エンジンの回転の特性はこの混合気の内容とプラグの特性で大きく変わることになります。またエンジンにかかる負荷にも影響を受けることになります。

この混合気は可燃性のメチルアルコールやニトロメタンの量と支燃性の酸素の量とで色々な混合気になります。エンジンが吸入した空気の重量と燃料の重量の比のことを空燃比(空燃比=吸気空気重量/供給燃料重量)といいます。空気と燃料が過不足なく反応(燃焼)する場合の空燃比のことを理論空燃比といいます。酸素にくらべ燃料成分が多い(空燃費小さい)場合、混合気が濃い(リッチ)といい、逆に燃料成分が少ない(空燃費が大きい)場合、混合気が薄い(リーン)といいます。

0 件のコメント: