2007年9月22日土曜日

ラジコン サーボはどんな物が良いか

サーボは良い物に越したことはありませんが、安い物でも使えます。しかし予算に余裕が有るなら、スーパーサーボやコアレスサーボ、デジタルサーボにした方が32クラスでも飛びが違います。ダブルベアリングやコアレスモーターで、ニュートラルの精度やメカ的な安定度が違うからです。外力がかかったときの安定度が違うので、振動ジャイロ用のサーボは専用の物に限ります。そうしないと振動ジャイロの効果が無くなるだけでなく、ジャイロのゲインが高すぎてサーボが反応できず壊れてしまうようです。サーボホーンの大きさとジャイロ感度は密接な関係があります。

ジャイロはハンチングしない一歩手前まで感度を上げて使います。ジャイロが70-80%位の感度でホバリングでき、50-60%位の感度で上空飛行できる位の大きさのホーンを付けるのが良いと思っています。ホーンが小さすぎると、テールの止まりがゆったりとし、大きすぎると荒くはねるような感じになると思います。この感じはテールローターの直径を変えても同じようになります。オートロは飛行中の姿勢が非常に重要です。

180度回ってヘリパットに着陸するのではだめで、飛行姿勢がきれいで、最初から最後まで一定の回転率で回っていることが重要です。最後に直線進入になってしまうと大きく減点されます。ヘリパット内への着陸ををねらって姿勢が乱れるよりは、きれいにスクエア内に入った方が点がいいです。昨年から競技会も開催されるようになり、これから注目されるジャンルの一つです。注目すべきは、今までの電動プレーンのイメージを一気に払拭するパワーとスピードでしょう。100~125m間隔(現在のところ主催者により異なる)にセットされた2点のパイロン間を3分間で何周するかという競技ですが、平均時速は約120Km/hにも達します。

手投げ発進や、着陸にも余裕があり、またループやロールも余裕でこなす性能も併せ持っていますから、レースを目的としない通常のスポーツ・フライト指向の方も、十分楽しめると思います。とにかく、説明するよりも、一度実際の飛行を見ていただければ、一目瞭然でしょう。トレーナー機に必要な条件は、ゆっくりとしたスピード, 安定性, 操縦性そしてなにより、飛行練習に必要な十分なフライト時間です。単純に考えれば、飛行時間を確保するには、大容量のニッカド・バッテリーを搭載すればよい、と考えがちですが、相当な重量増加を伴うため、飛行性能を維持できず,きわめて操縦性の悪い、そして最悪の場合、上級者でも飛行が難しい機体になってしまいます。

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