2007年9月13日木曜日

ラジコン飛行機 バルサキット製作

ラジコン飛行機のエンジン廻りのグロー燃料対策は、模型飛行機専門店で売られている、いわゆる塩ビ塗料で問題ありません。もちろん手に入るのであればラジコン専用の物を選ぶにこしたことはありません。画像の接着剤には塗布用の刷毛が親切にもふたに付いているのですが,その下にある長柄の筆があれば,エンジンブロックの奥や細かいところにも塗れるので重宝します。

粘度もちょうど良く薄めてありますので,そのまま塗れます。値段は右側の大きい缶で400円弱です。使用する上での注意点としては,一度塗ってしまうとその上に接着剤は付かなくなってしまいます。胴体を仕上げた後に塗るようにし,胴体内部の燃料タンク部分に塗る時には,燃料タンク取付部分にまで付けないように(タンク取付後に改めて塗ります)気を付けましょう。

表面被覆用フィルムは、ラジコン飛行機を作ったことの無い方にはなじみのない物かも知れません。ある一定以上の温度になると収縮するプラスチック製のフィルムで,画像にある物では裏面に熱で溶ける接着剤が塗布されています。現在市販されている物では,オラライトと呼ばれる物が取扱いも易しく軽量で,最も適しています。エクセルコートと呼ばれるフィルムも輸入されていましたが,現在はほとんど手に入らない状況です。

「ダブル巻,トリプル巻は線同士の隙間が少なくなるので多く巻ける」と昔からいわれていますが,それはローターを巻く領域の「外側の面」を考える時にのみ通用します。ローターを巻く領域の線同士が重なる部分は,良く考えてみると,全面積に対する隙間の面積は(1-π/4)でどんなターン数でも変わりありません。ほんとにそのようなメリットを得ようとするなら,太い巻き線と細い巻き線をセットで,しかもきれいに巻く事が必要になります。

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