2007年9月19日水曜日

ラジコン用グローエンジンについて

アルクロームと呼んでいる、ラジコン用シュニューレABCエンジン(アルミのピストン・真鍮のシリンダースリーブ+クロームメッキ、エンヤの場合はAAC)や、後方にギアを置いた4サイクルエンジン(リバース可)など、技術的に最先端を進んだケースもありました。いまだにクロスフロー掃気のエンジンをラインナップに残したり、かなり古いエンジンも修理可能などアフターサービスが良く、古くからの愛好者を大切にしていることには定評があります。現在、エンジンは10LA・15LA、2台とも現在使っています。一般的なトレーナー機ではなくムサシノの飛行機ですのでニードルを締めこんだ状態での全開飛行はほとんどありません。すべての方に当てはまるかは分かりません。

OSは、模型用エンジンの開発・製造で常に業界をリードする企業でした。模型も実物も作動原理は同じです。「模型」というより「小さな実物」と言った方が近いかもしれません。高品質な製品は世界中で高い評価を得ています。また、田宮模型にも技術協力しているようです。模型用パルスジェットの販売や、模型用ロータリーエンジンの世界初の量産、4サイクルエンジン、スーパーチャージャー、燃料噴射装置等、技術革新に積極的なOSエンジンは、愛好家にとって欠かせない物となっています。

ラジコン飛行機による世界初の大西洋横断時にも、OSのエンジンが使用されたそうです。また、ライブスチーム(模型蒸気機関車)の製造・販売も手がけていて、こちらも高い評価を得ています。ニードル調整の基本は取り説に書いてある通りですが、メインニードルとスローニードルと共に絞らなければいけません。新品のエンジンの場合、5フライト位はこのままの設定で行います。プラグヒートを外すとブツブツと言った感じで止まる場合は メインニードルを45゜締めて下さい。

ガバナーが無い時、ストールターンの降下時にエンジン回転が上がらないようにスロットルカーブを設定すると、ループの抜けで回転が下がって気持ち悪いといった感じですべての場合を一つのスロットルカーブで対処するのは難しいですが、ガバナーは難なくそれをカバーしてくれます。ストールターン下降時にはガバナーが無いとエンジン回転が上がってしまいますが、ガバナーがあると、ガバナーはローター回転を落とそうとして、そうとうスロットルを閉じるようです。そのためスロットルが閉じられすぎてエンストするという事もあるようです。

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